秦野市街地からヤビツ峠を越えて向かうは豊かな森と水に育まれた表丹沢ならではのキャンプ場。子連れだからこそ行ってほしい場所がそこにはあります。
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4歳児と小学生の兄弟を連れて家族4人でファミリーキャンプを体験。全部レンタルのお手軽キャンプならパパママも家族時間をゆっくり楽しめます。
設営の必要無し!到着したらすぐに楽しめるセットアップテントだからキャンプ未経験者も安心
今回ファミリーキャンプに向かったのは、都心からもアクセスしやすいヤビツ峠の先にあるBosco Auto Camp Base(ボスコオートキャンプベース)です。
「そのままの森と水とのふれあい」をコンセプトに掲げるオートキャンプ場で、山林を流れる沢周辺に設定された各自で設営するサイトの他に、大型テントが常設されているセットアップテントサイトがあります。
ファミリーキャンプ常連さんならば持込のテントを家族で協力して張って・・・なんて時間も楽しいのですが、子連れだと設営も一苦労なので常設テントがあるのは本当に助かります。
設営の時間を短縮して家族時間を長く取る!!これこそファミリーキャンプにおすすめの楽しみ方です。
常設テントにはバーベキューグリルや焚き火台も付属。水は丹沢の湧水を場内の水汲み場で調達することができ、売店も充実しているので食材を持ち込むだけで本格的なキャンプが楽しめます。
焚火に不可欠な薪はキャンプ場で販売中。場内の木材を薪にしており、エネルギーの地産地消も体験できます。
充実の設備はレンタルだけではありません。
このキャンプ場は、炊事場、トイレ、シャワールームなどが清潔に保たれている高規格キャンプ場。小さなお子さんでも安心して過ごすことができます。
子どもたちもキャンプだと積極的にお手伝いしたがるので、炊事場で一緒にバーベキューの仕込みに挑戦しました。
アクティビティーは大自然!その中でもこんな体験はいかが?
Bosco Auto Camp Base(ボスコオートキャンプベース)の運営母体は林業を営んでいます。現在も樹齢300年を目指して丹沢の森の中で育林しており、その木材は歌舞伎座の檜舞台や宮大工の手により神社仏閣となるといいます。
広大な敷地のどこを見ても手入れが行き届いた真っすぐな杉、檜の大木を実際に見て触って体感することができます。その景観は「かながわ美林50選」に選ばれるほど。
この景観の中でのびのびと自然に触れながら過ごすことのできる贅沢なキャンプ場は、そこにあるだけでこの上ないアクティビティーです。
この大自然だけでもたくさんの楽しみ方がありますが、これからの秋冬におすすめしたいのは、場内で切り出した木材を使った薪で火を起こすピザ窯です。
私たちファミリーもいざ挑戦。初めてのピザ窯でしたが、使い方はスタッフの方からレクチャーも受けられますし、使い方の説明書も用意されていて安心。
焼き上がるまでの待ち時間も楽しみすぎて窯の前から離れられないこと間違いなしです。
窯に入れて待つこと10分。ピザ窯でのピザが完成です。
ちょっぴりこげつきもあるけど、そこはピザ窯初心者ということでご愛嬌です。それでもあまりにもおいしくて、味見のつもりがピザ窯の前で1枚ぺろりと食べきっちゃいました。
今回は自宅で作成したピザ生地を持参し、キャンプ場で生地を伸ばして具を並べてピザ窯に投入しました。市販のピザ生地や、冷凍ピザなどもおいしく焼くことができるのでぜひ挑戦してみてください。
お腹いっぱいになったら常設テント内やハンモックでゆっくり過ごします。
あいにくのお天気で途中で雨に見舞われましたが、テントの中は広々としていて家族4人ではもったいないくらいのスペース。
ゲームもテレビもタブレットもないけど、家族で会話が弾みゆっくりくつろぐことができました。
表丹沢の自然とおいしい食事を満喫するならこちらのキャンプ場もおすすめ
こちらも同じくヤビツ峠の先にある、自然の中の隠れ家的キャンプ場とお宿が一緒になった青山荘(せいざんそう)です。
林間学校が開けるほどの広大な敷地には、冒険心をくすぐる林道、小川のせせらぎに野鳥や鹿、野うさぎと一歩足を踏み入れると表丹沢アドベンチャーが広がっています。
オートキャンプサイトは、紅葉の始まる季節になるとファミリーからソロキャンプまでたくさんのキャンパーが集まって、テント村が出現するといいます。焚き火を囲みキャンパー同士で楽しそうに語らう姿が目に浮かびます。
「キャンプの雰囲気は大好きだけど小さな子どもがいてテント泊できない」なんてファミリーは、パパとお兄ちゃんはオートキャンプサイトのテントに、ママと未就学児は宿に宿泊なんて過ごし方も受け入れてくれます。こんなキャンプ場の使い方ができるのも懐の深い青山荘ならではかもしれません。
宿には敷地内の湧き水を沸かしたお風呂もあり秋冬のキャンプでも身体を芯から温めてぐっすり休むことができると好評です。予約制で日帰り入浴も可能なのでデイキャンプの帰りに立ち寄るのもおすすめです。
青山荘の敷地内にはキャンパーだけではなく、サイクリスト、登山客にも人気のスポット「きまぐれ喫茶」もあります。
お店の前に湧き出る湧き水を使用した銘水コーヒーは大人気の看板メニュー。ここでしか味わえないコーヒー1杯を求めて各地から来店される方も少なくないそうです。
その他にもスープランチやパスタ、カレーといった定番メニューから季節のメニュー、お持ち帰りでも好評のスイーツまで幅広いメニューを楽しめます。
夏だけじゃない!秋冬こそがファミリーキャンプのハイシーズン
どの季節でも表丹沢の豊かな自然を楽しむファミリーキャンプは家族で過ごす最高の時間になりますが、暑い季節が終わり、山々が色付き始め少し肌寒くなってくる秋から冬にかけてのキャンプも格別です。この季節ならではの焚き火を囲んで家族だんらんの一時を過ごしてみてはいかがでしょうか?
表丹沢は例年10月中旬頃から木々が色付き始めます。鮮やかな色をまとった森と水の表丹沢はこれからもキャンプハイシーズンが続くこと間違いなしです。
■施設名:Bosco Auto Camp Base(ボスコオートキャンプベース)
■住 所:神奈川県秦野市丹沢寺山75
■電話番号:0463-75-3273
■営業時間:
オートキャンプサイト:原則in12:00/out11:00
セットアップワンポールテント:in13:00 / out10:30
デイキャンプ 10:00~17:00(宿泊日は18:00まで)
昼からデイキャンプ 12:00~17:00(宿泊日は18:00まで)
■定休日:火曜・水曜定休(隔週で木曜定休)
■施設情報
公式ホームページ:http://www.moroto.co.jp/bosco/
Instagram:https://www.instagram.com/bosco_autocampbase/
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100063482053633
■施設名:青山荘(せいざんそう)
■住 所:神奈川県秦野市寺山羽風1700
■電話番号:0463-75-2626
■営業時間:要問い合わせ
■定休日:不定休
■施設情報
公式ホームページ: http://www.meisui-kissa.jp
Instagram:https://www.instagram.com/seizansou_kimagure/
【得意分野】 子どもと楽しむ
3年前に子育て環境を重視して都心から秦野市に移住してきた週1都内勤務のほぼリモートワーママです。
やんちゃな息子2人と新しい事に挑戦したり、楽しいスポットにお出かけすることが大好き!OMOTAN子連れスポットのリアルな体験をお届けします。