鎌倉幕府3代将軍、源実朝は、建保7(1219)年1月27日、鶴岡八幡宮での拝賀の際に甥の公暁に暗殺されます。公暁は実朝の御首を持ち三浦義村を頼って逃走しましたが、義村には北条氏より公暁追討が命じられていたため、公暁は義村の家来に殺されてしまいます。それ以来、実朝の首は行方不明となり、首のないまま勝長寿院に葬られました。三浦氏が公暁を討ち取るために差し向けた家臣の中の一人、武常晴が公暁との戦いの中、偶然に実朝の御首を手に入れ、何らかの理由により首を主人である三浦氏のところへ持ち帰らず、当時三浦氏と仲の悪かった波多野氏を頼って埋葬したのが、この御首塚であると伝えられています。
このスポットは、地域に親しまれ、地域のまちづくりの核となっている景観資源として、 秦野市景観まちづくり条例に基づき「地域景観拠点」に登録されています。
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SPOT INFO
スポット情報
源実朝公御首塚
所在地 | 〒257-0028 神奈川県秦野市東田原1018-2 |
公式サイト | https://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1001000002222/index.html |
交通アクセス | <公共交通> 小田急小田原線 秦野駅から『バス』【秦23】「くず葉台経由藤棚行き」又は、【秦26】「くず葉台経由神奈川病院循環秦野駅行き」又は、【秦27】「神奈川病院 くず葉台経由秦野駅行き」で約15分、「中庭」下車、徒歩約3分 <車> ・新東名高速道路 秦野丹沢スマートICより約20分 ・東名高速道路 秦野中井ICより約20分 |
駐車場 | 25台(無料) |