表丹沢を知る
About Omote-Tanzawa
アクティビティについて
表丹沢では、標高によって、森林や里地里山の恵みとふれあえるさまざまな山岳・里山アクティビティを体験することができます。
奥山から山地にかけては、登山や沢登り、ヒルクライムなどの本格的な体験が楽しめます。一方、麓に広がる里地里山には、ハイキングや森林セラピー、観光農園、キャンプ・バーベキュー、歴史・文化遺産巡りといった気軽に楽しめる幅広い体験があります。
登山は丹沢に始まり、丹沢に終わる
「登山は丹沢に始まり、丹沢に終わる」という格言があるほど、日帰り登山から山小屋泊の本格的な縦走登山など、多くの山や登山コースがあることが丹沢の魅力です。丹沢のなかでも、表丹沢には、ヤビツ峠から塔ノ岳へ表尾根の展望を満喫できる通称「表尾根縦⾛コース」や大倉から表丹沢の最高峰「塔ノ岳」山頂を一直線に目指す通称「バカ尾根」と呼ばれる大倉尾根を登る「塔ノ岳コース」など、本格的な登山道が多くあります。代表的な登山口である「大倉」には小田急線渋沢駅、「ヤビツ峠」には小田急線秦野駅からバスが出ており、登山口へのアクセスが優れていることもあり、関東近郊の登山スポットとして⾸都圏から多くの登山客が訪れます。
爽快感とスリルが味わえる沢登り
「丹沢」は、「棚（＝滝）沢」が転じたといわれるくらい、沢に滝が多いことで知られ、滝登りの楽しさや、水の流れに沿って登る爽快感を求め、沢登りが盛んに行われています。丹沢全体では、遡行可能な沢登りルートが200本以上あるといわれ、中でも、表丹沢にある沢登りの入門ルートの「葛葉川本谷」や滝が多くクライミングの能力が問われる「水無川本谷」は、大変人気があります。
国内有数のスポーツクライミングの拠点
表丹沢の玄関口にある県立秦野⼾川公園内の「はだの丹沢クライミングパーク」と「県立山岳スポーツセンター」は、スポーツクライミング競技の「ボルダリング」、「リード」、「スピード」の３種目全てが楽しめる国内でも数少ない拠点施設です。令和４年（2022年）4月に開通した新東名高速道路の秦野丹沢スマートインターチェンジを降りてすぐの場所に位置し、アクセスしやすいのも特徴です。
ヒルクライムのメッカとして有名なヤビツ峠
市街地からヤビツ峠へつながる県道７０号（秦野清川線）は、ヒルクライムのメッカとして多くのサイクリストが訪れています。また、山岳コースをメインとした⻑距離を、景色を楽しみながら自転車で⾛る競技イベントであるグランドフォンドやヒルクライム教室が行われるなど、表丹沢でのサイクリング文化が醸成されています。
森の力が心とカラダを癒す 森林セラピー
森林セラピーとは、森の中に身を置き、森を楽しみながら、歩行や運動、リラクゼーションをすることで、保養効果を高める、一歩進んだ森林浴です。表丹沢のある秦野市は、市域全体が、「はだの表丹沢森林セラピー基地」として認定されており、５つのそれぞれに特徴を持った「森林セラピーロード」があります。リラックスやセルフケアなどを目的に、いつでも自由に散策して、表丹沢の森の癒しを感じることができます。また、定期的に開催される森林セラピーイベントでは、森林セラピーガイドの案内のもと、ハンモックや森林ヨガなど、五感を刺激する癒しの体験で、心とカラダをリフレッシュすることができます。
家族で楽しめる里地里山の豊富な体験
表丹沢のある秦野市は、神奈川県内唯一の盆地で、その特性から、多種多様な野菜や果物などが栽培され、いちごやブルーベリー、落花生やさつまいもなどの収穫体験ができます。また、田植えなどの農業体験、そば打ち体験や手もみ茶体験、しいたけのホダ木づくり、いなか暮らし体験など、⾥地⾥山を生かしたイベントや体験会が年間を通じて開催されています。さらには、キャンプやバーベキュー、魚釣りや川遊びなど表丹沢の自然を生かした里山アクティビティを楽しむことができます。
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